ぼくは王として生きる。この豪華な地獄に。
お飾り社長の人生に嫌気がさして命を絶った「ぼく」が転生した先は、
破滅寸前の国家だった――。
政治的影響力を持つ妃候補の令嬢たちや
自分より明らかに有能な重鎮たちに取り巻かれ、
無力な異世界人にできることはあまりに少なく、
なんとか“うまくやらなければ”生き残れない。
それでもなお、「ぼく」は王座に在り続ける。
かつて“投げ捨てた”役割を、今度こそ全うするために。